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早朝散歩

早朝の東の空

早朝4時10分頃。
日の出は4時51分。月もしっかりと確認出来ます。
40分も前にはこの明るさがあります。(写真ではかなり暗く見えますが実際にはもう少し明るい感覚)。相棒のゴン太と一緒に散歩。家からの出始めにはまだ薄暗く、ライトの光が必要でしたがこの時間帯にはこんな感じで、うっすらと辺りが見え始める。早朝は風もなく空気のよどみもないため、静寂が辺りを包んでいます。こんなに早く散歩したことないけど、妙にすがすがしい。一人で歩くには心寂しさもあるかもしれないが、いつもゴン太が側にいるせいかその心配は一切ない。逆にゴン太と二人きりでいるせいかゴン太と意気揚々と道を進むことが出来る。ゴン太は、賢く絶対に自分が進みたい方向には行かない。必ず、交差路にさしかかると私の顔を見上げ「どっちへ行く?」と言うような感じで、行く方向を伺う。そしてゴン太が先行して歩いているときでも、必ず後ろを振り返り人間の存在を確認します。これは、ゴン太だから出来る芸当ではないかといつも思ってしまう。静寂のせいもあってか物事を考えいるには良い状態でもある。それと、ゴン太はまず吠えない。賢く、そして優しいのだ。右と言えば右に、左と言えば左に正確に歩いて行く。こんな犬は初めて。こうして、ゴン太と歩くことが一番の楽しみでもある。ゴン太に自我があるのではないかと考えるときがある。
いつもゴン太がしゃべってくれたらと思う。それほどゴン太は気遣いの犬でもある。そして、休憩するときは必ず体をすり寄らせ一緒に休憩する。
ゴン太とは会話出来ないけど、その仕草や目つきでお互いのことが分かるような気がする。いままで、犬に興味を持ったことなどなかったが、今はゴン太の仕草や行動が気になってしょうがない。なぜこういうことするのか?なぜ忠実なのか・?など、次々と疑問が出てくる。ゴン太とはそんな犬なのだ。もっと犬について知りたくなる。

ゴン太は9人兄弟。その中でも体が一番小さかった犬だ。今思えば、一番小さくて、部屋の隅っこにうずくまっていたゴン太のことを思い出す。ゴン太以外は体も大きく元気いっぱいだった。ナゼか、このゴン太に興味がいった。思えば、お腹を上に向けて抱いたとき、まるで人間の赤ちゃんのようにそのまま、こっちを見上げていたことも思い出される。普通は、お腹を見せる(仰向けにさせる)と、ひっくり返ろうとするがゴン太だけは違った。そのままの状態でこっちをみていた。そして、そんなゴン太が家にやってきた。きっとゴン太は、来るべくして来たんだろうなと最近は思う。
ゴン太は落ち着き、動じない態度が益々ゴン太の魅力を引き立たせている。
実のところ、非常に頼もしくもありゴン太とでなら、何にでも出来そうな気分にさせてくれる。とても、不思議な犬。末永くゴン太が長生きでいるようにとただただ思うこの頃。

ゴン太の黙ってこっち見る。哀愁を感じさせる。

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